バーストパフォーマンス(T系)インスタンスのCPUクレジット




気軽に利用するt系インスタンスのCPUクレジットの性質と検討ポイントについて

CPUクレジット



クレジットとベース性能


  • 1クレジットは1vCPUを100%で1分間稼働できる
  • 1クレジットは1vCPUを100/60m=1.6%で1時間稼働できる
  • 2vCPUのインスタンスなら0.8%で1時間稼働できる
  • t3.microは12クレジット/h / 2vCPU / 60m = 10%/mで定常稼働できる。これがベース性能。

T系インスタンスにおいてシングルスレッド性能は概ねインスタンスタイプに依存しない
AWS EC2で使われているCPUの種類と性能をまとめてみた。

バースト


  • チャージ量 > 消費量なときは使い切らなかったクレジットはそのインスタンスタイプのクレジット/hの24時間分を上限にスタックされる
  • チャージ量 < 消費量なときはスタックから持ち出しされる=これがバースト
  • スタックを使い果たしたらチャージ量と消費量がイコールになりベース性能しか出せない

みきわめ


  • 定常時にベース性能でスループットが満たせるか
  • CPUスパイクをバーストでカバーできるか

アンリミテッドモードでは性能優先で追金で無制限にスケールすることはできるが、メモリ・ネットワーク帯域などCPU以外の因子についても総合的にコスパ最適なインスタンスタイプを選択することが肝要だ。


バーストパフォーマンス(T系)インスタンスの特徴を理解して上手に利用しよう | Amazon Web Services

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